日本の写真史に一時代を画した土門拳(1909~90)。戦前から人物写真の名手として知られた土門は、日本の近現代の文化や芸術の流れに大きな足跡を残した各界の著名人を撮影。クローズアップで迫った写真は、その人の呼吸が聞こえてきそうな臨場感があります。一枚の写真がその人物の人生を浮き彫りにする。そんな迫力に満ちた土門の人物写真代表作132点をまとめた一冊。明治・大正・昭和の文化人を一望にする時代のドキュメントです。
【構成】
肖像写真について:土門 拳
風貌(一)
写真集『 風貌』: 土門 拳
風貌(二)
私の肖像写真の原点̶木村伊兵衛と土門拳:田沼武能
土門拳と『風貌』:酒井忠康
エッセイ:土門 拳
風貌(二)略歴
サイズ・B5変型
ページ数・208ページ
写真展数・132点
ISBN・978-4-909532-72-5